「モアタイムシステム」…それは24時間振込・着金できる画期的なシステムのことです。
昔…といっても2018年以前ですが、すぐ入金反映させるためには窓口が開いている平日の日中、つまり15時半までに振り込む必要がありました。土日や祝日、平日でさえもそれ以降に振り込むと、入金確認できるのが翌営業日の午前9時以降という厳しい時間制限に、不便だという声が増えました。さらに、時が進むにつれてインターネットが普及し、銀行窓口へ行かずとも24時間振込が出来る様になりました。
しかし!入金反映のシステムについてはいまだに改善されず、相変わらず振込が出来るのに反映されないといった矛盾した現象が起きていました。
この矛盾を無くすために生まれたのが「モアタイムシステム」です。
2018年にスタートしてから、のべ1144もの金融機関が参加しています。
モアタイムシステムの注意点?
システムの導入によって、振り込む側も入金される側も簡単に確認ができて便利なシステムですが、利用上の注意がいくつかあります。また、条件に含まれない場合は翌営業日の着金になってしまう場合もあるようです。
モアタイムシステムに加入していない金融機関がある
国内の金融機関のほとんどが加入しているモアタイムシステムですが、中にはモアタイムシステムに加入していない金融機関もあります。モアタイムに対応していない場合は従来通り、15時半以降の入金の場合、翌営業日の着金となってしまいます。
振込側・入金側、双方がモアタイムに対応している必要がある
これは最も注意すべき点で、振込側と入金側、双方がモアタイムに対応している金融機関であることが大前提のシステムとなっています。モアタイムは対応している金融機関同士の利用にしか適用されない為、片方が対応しているだけではシステムが成立しません。利用前に、振込先がモアタイムシステムに対応しているかどうかの確認をしましょう。
モアタイムシステムの稼働時間について
モアタイムシステムは接続する時間を各金融機関によって任意で設定することができます。どこも必ず24時間というわけではないため、確認しておかなければなりません。
例えば:ゴールデンウィーク
銀行メンテナンスを除いたときに気になるのがやはり年末年始やゴールデンウィークなのではないでしょうか?
このような休暇期間の場合、モアタイムはシステムを停止している可能性があります。この停止されている時間帯に振込を実行してしまうと、翌営業日の着金となってしまいます。特に、年末年始に関してはATMの対応時間も異なるので、入金反映の確認をしておく必要があります。各銀行のホームページにてメンテナンスの情報などを告知している場合もあるので、利用前に確認をしておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?モアタイムシステムについて詳しく解説していきました。大事なポイントをまとめると、
- モアタイムシステムに対応していない金融機関がある
- 振込側、入金される側ともにモアタイムに対応している必要がある
- モアタイムの稼働時間は金融機関によって異なる
- 年末年始や長期休暇は対応してない可能性がある
この4つですね!
モアタイムシステムを利用する事で、24時間365日振込・入金確認ができるようになりました。これによってギフト券の買取についても申し込んだその日に振込が出来る様になりました。とはいえ、中には振込時間が決まっている買取サイトもあるので、利用前にご確認下さいね。